泳げるビーチのないケアンズでは、当然波もなく、サーフィンをするなんて無理な話だ。
昨日、エスプラネードのカウンターにいると、日の落ちかけた夕方にサーフボードを抱えた人が通り過ぎて行った。ケアンズでサーフボードなんてものすごくめずらしいので、思わず後姿を見送ってしまった。
すると、どこかのバッパーのチェックインを済ませたのか、荷物を持たないその人がツアーの予約をしにカウンターに現れた。
聞けば、ゴールドコーストでサーフボードを買ってケアンズに移動してきて、ケアンズから日本に帰るのだという。
結局その人はいくつかツアーを予約してくれて、無事に帰って行ったのだけど、私の中で、サーフボードを抱えた人というのは無条件にかっこよく映ってしまう。
海の男は、ダイバーよりも絶対サーファーがいい。
(こんなこといったらまた怒られそうだけど、深い意味はないので安心してくださいまし。)
しかも盲目なので、性格までどっしり構えていてかっこいいものだという偏見がある。
そんな私に先日、ブリスベンとゴールドコーストに旅行に行ってきたシェアメイトが“お土産かって来たよ~”とにこにこして差し出したのは、サーファーのポストカード。“サーファー買ってきた”と。
そんな思いやりにちょっとほろっときながらも、鏡台の前に飾ったそのポストカードを見ながら、ゴールドコーストに行きたいという気持ちがやっぱりおさまらない。
ケアンズでの仕事がとても順調だし、ここでの生活は心地いいからもったいない気もすごくすごくするのだけど。自分の言った言葉に、私も責任を持ちたいし、こうしたいという自分の気持ちにうそはつけない。
まっ!だめだったら戻ってくればいいんだし。
3月はじめには移動しようと思います。
GCへ。
★写真はビーチのように見えるけど~干潮だと干潟になるから泳げない の、ケアンズの海。ワニもいるかもしれないしネ。
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