週末。
マレーシア生活について。
マレーシアって、マレー人が多いんだと思ってた。
だから、マレー語を使う機会が多いんだと思ってた。
だけど、私の周りは中国系マレー人がほとんど。だから、私が日常生活で話すのはほとんど英語だ。
中国系マレー人たちを見てると、すごいなぁと思うのが、彼らって、日常生活で3ヶ国語を使い分けるんだよね。マレー人には、マレー語で。私のような外国人には英語で、チャイニーズの間では中国語(北京語か、広東語etc)でコミュニケーションをとる。時々、マレー人とチャイニーズの間でもマレー語がたどたどしかったり、電話が聞き取りにくかったりすると、彼らも英語で話してたりもする。
こちらで生まれ育った彼らにとって、学校で国語としてのマレー語を習い、外国語として英語を習い、家族の話す中国語で育ち、そういう環境で育った彼らがうらやましいなと、私は思ってしまう。
彼らの話すマレー語は、私のたどたどしいインドネシア語兼マレー語よりはるかにネイティブだし(当たり前ww)、私が苦手とする英語で細かい状況説明するときとか難なく話してるし。すごいなと思う。
でも唯一。。。チャイニーズたちが話す英語って、私には耳が慣れなくて。
発音がまず聞き取れないし、ものすんごく早いし、文法も実はかなりめちゃくちゃで、話を聞いていて「??」「もう一回言って!」っていうことが結構ある。
せっかちな性格のチャイニーズたちの特徴だなぁ、と思ってしまうけど。今テレビで流れてるアメリカのコメディ番組の英語のほうがどれだけ分かりやすいことか。日本人には欧米の英語のほうが親しみやすいよね。
しかし、マレーシアの人口に対して、中国系マレー人の割合はたったの25%なのだとか。でも、どこに行ってもレストランには中国語の看板を見かけるし、ここは中国系の人が多く住むエリアだよって案内されるし、特にKLとかの都市部に集中してるようだ。
それでも、マレー人も会社にはたくさん働いているし、買い物に行っても英語を話せないマレー人にも出会うんだけど、ここがイスラム教の国なんだっていうのは忘れてしまいがち。ブキッ・ビンタンに住んでいると、モスクからお祈りの音が聞こえてきてうるさい!とか全くないしね。むしろ周りにモスクがないから、時々車でモスクを通ると、「おぉ!」とか思ってしまう。ごはんもチャイニーズばかり食べてしまうしなー。早くて安くておいしいから。
それからチャイニーズの人たちって、本当に商売上手だと思う。
根本から、「商売」をする考え方が備わっているというか、頭の中で「それは儲かるのか、儲からないのか」ってすぐに計算するっていうか。ここはかなり大阪商人たちと同じものを感じてしまう。
マレーシアの経済って、そんなチャイニーズたちによって成り立ってるものなんだなって思う。ちなみに、シンガポールのチャイニーズたちって、ほとんどがマレーシアから移住したチャイニーズたちなんだって!知らなかった~~
マレーシアを知ってくると、そんなチャイニーズたちとマレー人たちの間で、ちょっとした軋轢があるのが見えてくるのだけど、深い話になりそうなのでそれはまた別の機会に。
★チャイニーズのデザートといったらエッグ・タルト!ぅまいんだなぁ~
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