この間閉まっていて見れなかったGillman Barracksに行ってきた。
なかなか好みの場所だったけど、全然人がいなくて残念だった。
この絵はイタリア人女性アーティストの作品。力強くてキレイな絵だなと思った。
同じアーティストの作品で、
水に打たれているのか、泣いているのか。
見る人の感情によって、いろんな見方ができるんだって。
このふたつの絵の間で、しばし長居してしまった。
そして、これカワイかった。言わざる・見ざる・聞かざる。
こういうの個人的に好み (下)
部屋に飾るなら、こういうのがいい。
シンガポールにはアートが少ない。アートな人も少ない。
街はスーパークリーンだし、街感を壊すような変な看板とかもないんだけど、なんていうか、とても無機質だ。
シンガポールは人工的だ、と言っていた知人の言葉が今なら分かる。
でもそれは、観光客に見えるマリーナ・ベイ・サンズとか、オーチャード、クラーク・キーのエリアでは見られない。
頭脳重視のシンガポール人は、給料の高い仕事に就くための詰め込み教育を受けていて、アーティスト思考の若者はあんまりいない。いることはいるみたいだけど。この人超面白い!!って人に、いままでほとんど会ったことがない。んー、個性的な人がいないっていうのか。みんないい子ちゃんだよね。
マレーシアにいた時も感じたことがあったけど、マレーシアもシンガポールも、文化は全て輸入されている。
そういうことをシンガポール政府は懸念して、国のプロジェクトか何かでこのGillman Barracksは作られたそうだけど、土曜日の午後、あまりにもガランとしていて、残念だなーと思った。ショッピングセンターには人が溢れているのに。
こんなに素晴らしいアートも、ローカルのアーティストもいるのに。
シンガポールに、もっとアートが育つといいなと願いつつ。
★MRT Circle Line, Labrador Parkから徒歩10分。入場無料。
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