8月9日、ナショナルデー(独立記念日)のパレードを、6年目にして初めて全部見ました。
毎年、6月くらいから、エアフォース(空軍)が練習する音が激しくなり、毎週末のマリーナベイでリハーサルの花火が上がります。今年のパレードは、マリーナベイからまた場所変わって、パダン(ナショナルギャラリーの前)へ移動。
一番感慨深かったのが、式に招待されたマレーシアのマハティール首相!
94歳とは思えないくらいに、しっかりとした足取りで登場されてました。堂々としていて、カッコよかったな。
そして時々、マハティール首相がスマホで写真だか動画を撮っていて、いや、マハティール首相ほんと好き、笑、と思ってしまった。
リーシェンロン首相が登場したときも後ろの席で思いっきりスマホで撮影するマハティール首相。好き(。ŏ﹏ŏ)
パレードは、、、
シンガポールアーミー(軍隊)による戦車のパレードは、正直かなりびっくりし、お呼ばれしていた隣国のマレーシア、ブルネイ、インドネシアの首相はどう思うんだろう?と思ってしまった。
イスラム教の国(マレーシア、ブルネイ、インドネシア)に囲まれている中華系のシンガポール。大成功しているこの国は、こんな最新の戦車が買える財力と軍隊を持ってますから、隣国のみなさん、仲良くしましょうねってことなのかな。それと国民のみなさん、安心してくださいってことか。
思えば、マレーシアから独立したこの日に、マレーシアの首相がお呼ばれしているのも、すごいなと。たぶん独立当初には考えられなかったのではないかな。
そして後半のOur Home, Our Heartのシンガポールの歌とともに表現される愛国心。歴史の浅いこの国が、シンガポール人としてのアイデンティティを確立するのは大変だよね。
このパレードが意図するところを考えながら、シンガポール政府って恐ろしく頭がいいなと思ってしまった。
そして、異なる民族がこんなにも衝突なく共存できているシンガポールは、単純にただただすごいと思う。
マリーナベイとシンガポールリバーの二箇所から上がる花火。この構成、よかった。
そもそもなぜ今年、パレードを見ようと思ったかというと、パレードをお友達のベリーダンスの先生が振り付けをしていると知ったから。先生、すごすぎます。
ナショナルデーパレード、ご興味のある方は、こちらからどうぞ。
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