シンガポール、Circuit breaker発動

シンガポール

昨日はシンガポールに衝撃が走りましたね。

仕事をしていると、午後2時過ぎに、政府からのこのwhatsappが届きました。

首相がこのあと午後4時にコロナウィルスに対する更なる対策について、会見を開きますと。

 

このシリアスなメッセージを見て、前日ハウスメイトが、シンガポールがロックダウンするかもしれないから、2週間分の食料を買っといたほうがいいって噂がある、って言ってたのを思い出して、私は4時までの間、とても緊張していました。

会社のシンガポール人の同僚たちも、あと30分、あと15分とみんなが時間を気にして働いていました。

 

4時。

何人かのスタッフが、オンラインで会見を見ながら、私も彼らと一緒に見ていました。

内容は、

来週の火曜日から、Essential Industryを除く全ての会社を1ヶ月間クローズする

というものでした。

 

私はあまりのショックに、しばらく呆然としてしまいました。

急展開すぎる、と。

 

しかし、その前日、インド人やバングラデシュ人が住むドミトリーでクラスターが数件発生したり、老人ホームでのクラスターが発生したりしたことから、政府はこの決定に踏み切ったんだなと考えました。老人ホームのクラスターは、本当に悲しい。。(たぶん、このクラスターの発生源もインド人とバングラデシュ人だと予想している=清掃員。)

 

いきなり火曜日から1ヶ月、仕事しないなんて、何したらいいんだろう?家賃はどうしよう?と、ぼーっと考えていた矢先、

私の会社では、すでに各部署のマネージャーが集められ、緊急ミーティングが始まろうとしていました。

同僚たちも大騒ぎ。

 

しばらくして、私は諦めて、仕方がない!Stay at homeを楽しむかっ、って前向きになってきたところ、再び、whatsappが届いて、

Remain open: Global Supply Chain

物流やん!

 

がーん

 

やっぱ働くよねw

 

と、がっかり。

同僚もみんな深くため息。笑

 

国際物流は、確かにすでにシンガポールに向かってる船便とか、受け取らないといけないし、シンガポールはアジアのロジスティック・ハブだから、これが止まったら、他国も困るわけで。そりゃそうだよねと納得(¯―¯٥)

 

緊張から、深いため息まで、かなりエネルギーを消費した数時間でした。

 

家に帰って、

リーシェンロン首相の会見と、その後の各省庁の大臣の会見を改めて見ました。

[LIVE HD] Singapore PM Lee Hsien Loong addresses nation on COVID-19 situation

リーシェンロン首相、英語とマレー語と中国語(マンダリン)で、ゆっくりと、力強く発言されていて、動じない態度は安心感を与え、本当にこの方は、責任感が強く、国民とシンガポールを守る意志と信念のある方なんだなと、感じました。強いリーダーシップ。

 

外国人の私ですら、そう感じるんだから、シンガポール人はきっと昨日の会見を、私たちには表せない気持ちで見守ったことでしょう。

 

その後の各省庁の大臣の会見も、各省庁がきちんと連携が取れており、そしてこの1ヶ月に働けなくなる人たちのサポートをいかに政府が行っていくのか、国民が不安なのはその点だと思うけど、きちんと応えようとする姿勢がよく見てとれました。やっぱりすごいね、シンガポール。

 

政府はこの決定を、ロックダウンとは呼ばず、Circuit breaker(遮断機の意味)と呼んでいます。

内容は、ハーフ・ロックダウンみたいな感じだけど、なぜ政府がそう名付けたのかなんとなく分かる気がします。

 

これから1ヶ月間、シンガポールは

- Essential Industryを除く全ての会社を1ヶ月間クローズ(自宅勤務ができる場合は、自宅勤務)

- 自宅待機(ほぼ外出禁止)

(食料などの買い出しやジョギングなどのエクササイズは可能。または、Essential workへの通勤はok)

- 学校はすべて閉鎖。オンライン授業に移行

- 一緒に住んでいない家族や親戚への訪問もできるだけ控えること

- レストランやホーカーセンターは、営業を続けるが、持ち帰りまたはデリバリーのみで、店内での飲食は禁止

となるそうです。

これはとても厳しい決定になりました。

 

 

帰り際に自宅勤務になる同僚が、

「See you after one month! Stay safe」

と言っていたけど、本当に。

 

1ヶ月。みんなに会えない。

今だって、友達にはもうかれこれ3週間、会えてないけど(みんな自粛しているので)、この決定は、自粛ではなくて、本当に会えない。

 

でも、どんなにシンガポール政府が頑張っていても、感染経路の分からない国内感染が止まらない中、政府が人々の行動をコントロールするのは、仕方がないことで、一日でも早く、日常が戻ってくることを願って、みんなで頑張るしかない。

 

みんなが無事でありますように。

 

 

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