インド人との思いやりの違い

シンガポール

私はインド人とオーストラリア人のフラットメイトと住んでいるのだけど、日々、生活感の違いにいろいろカルチャーショックを受けている。

詳細は省くけれども、インド人(インドからのインド人) との生活は、13年海外に住んでいても、今まで経験したことのない、なかなかハードルの高いもので、笑 先日、同じくインドからのインド人の友達に、見解を仰いでみた。

もちろん、インドといっても広いし、北インドと南インドで文化も違うし、国籍や人種というか、最終的には個人によるのだろうけど、インド人の思いやりという概念について、おもしろい話が聞けたので、シェアしたいと思う。

 

私の友達のインドからのインド人(女性)(シンガポールやマレーシアのインド系の方々と、インドからのインド人はまた違うので区別)は、一緒にお茶しに行くと、必ず私の分のコーヒー代も払う。私が払おうとすると、いいよいいよ、また今度払って、と毎回、私に払わせようとしない。

彼女は某投資会社で働いていて、かなり高給取りなので、コーヒー代くらい余裕だからかな、と思っていたんだけど、これが、どうやらインド人の思いやりらしい。ということが、初めて分かった。

インドでは、例えば、二家族で外食に行ったとき、お支払いは、誰かがまとめて二家族分支払うのが普通なんだって。お支払いの場面になると、自分が払うと、請求書の取り合いになるのだとか。

一方、彼女の彼はオーストラリア人なんだけど、彼女が彼の家族(彼と彼の両親)と、彼の兄弟の家族(彼の兄弟と奥さんとその子どもたち)と食事に行ったとき、お支払いの場面で、彼の兄弟が、自分の奥さんと子どもたちの代金だけを払い、彼の両親の代金を払わずに席を立ったのを見て、ショックだったと話していた。

 

私は、オーストラリア人のお支払いのスタイルは、オーストラリア人ぽいなと思って聞いていたけど(各個人が自立している – independent)、彼女からしたら、インドでは、そんなことは有り得ないし、インド人からしたら、自分が両親の立場だったら、offended(気分を害する)なんだって。

なので彼女は、お支払いの場面では、両親の分と彼女の分(体裁として)は彼が支払うようにと、彼にきつく言っているらしい。

自分の分を支払ってくれなかったら、なんでoffendedって思うの?と聞いたら、インドでは、相手の分の支払いをすることで、Consideration (あなたを配慮していますよ)という意味になるらしい。ちゃんと食べているか気にする = 体を気遣ってますよ、ということなんだろうな。

あー、だから彼女はいつも私のコーヒー代を払っていたのだなと、ここで分かる。

日本人からしたら、別々に払おうが、自分が相手の分を払おうが、それで私に対して思いやりがない!とは思わないのではないだろうか。

 

インドでは、例えば家にいて、誰かが食べ物を買いに出かけたときに、家に残る人に、何か買ってこようか?と聞いて、いらないと言われて、本当に何も買ってこなかった場合、それも家にいた人にとっては、また、offendedになるんだって(めんどくさw)。いらないよと言ったのに、何かを買ってきたら、それはConsideration(思いやり)なんだって。(食べ物に対する欲の強さよ(@_@))

 

んー、じゃあ、Consideration(思いやり)って言うならさ、例えば超混んでいる電車で、降りる人を優先にしないで、我先に乗り込んでめちゃくちゃになってるあのインドの電車では、人々に思いやりってあるのかな?と聞いたところ、

あれは、降りる人を待って乗り込んだら、より沢山の人が電車に乗れてしまって、電車の中で自分のスペースが狭くなるから、なるべく人を乗せないようにして、自分のスペースを広く取りたい、というメンタリティだ、と言っていたΣ(゚Д゚)

降りる人のことも、自分以外に電車に乗ろうとしている人のことも考えていないってことだよね(@_@)ビックリ

 

そこで気づいたんだけど、日本人にとっての思いやりは、相手や周りのことを考えて行動するものだけど、インド人にとっての思いやりとは、あくまでも自分中心なものだと。電車の話はそのまんまだけど、食事の支払いの話は、裏を返せば、支払いをしてくれない=自分に対して思いやりがない!ということなのではとw笑

 

あの広い国で、人口もめちゃくちゃ多くて、相手を優先していたら、生き残れないのだろうけど。

つくづく日本に生まれてよかったな〜と、思ってしまう。

 

うちのフラットメイトも、まるで周りの人のことが見えてなくて、自己中極まりないのだけど、そういうふうに育ってきた、お国柄ということで、なるほどな、と納得しました。

 

★マリーナベイサンズのショッピングモールのクリスマスツリー

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